アドラー心理学の中では承認欲求を持つ事はあまり良い事ではないとしています

オーストラリアの心理学者アルフレッド・アドラーは、自身が作ったアドラー心理学にて承認欲求を持つ事を否定しました。 否定した理由は、認めて貰わなければ行動しないという考えを生むかもしれないとアドラーは思ったからです。 だから承認欲求を否定して、間違えた行動抑制を防ぐ事を考えたのです。 アドラーが言うには、承認して欲しいと思う気持ちは自分を褒めてほしいという気持ちの現れなのだそうです。 つまり褒めて欲しいから良い行いをする、認められたいから人に優しくするという考えに至っていると言う事です。 そのため裏を返せば、褒められなければ良い事をしないというケースも起きてしまうのです。 つまり褒められる事ばかりに意識を向けていると、見返りを求めるだけの強欲な人間になってしまうという事になるでしょう。 下手をすれば認めて貰えなければ悪さをもするという事に、繋がる危険も有るのです。 ですからアドラーは、承認欲求を持ちすぎるのは良くないと考えたのでしょう。 なので人から認められたいと思うよりも先に、行動する事が大切なのです。